【日本酒】「会津男山」23年ぶりに復活。通販できる酒屋さんも紹介。

2021年12月31日日本酒

会津の酒に、もう一つの「男山」が復活

2021年1月30日に「会津男山」が復活発売されました。
これは、会津美里町の「男山酒造店」の代表銘柄。
実に23年ぶりの復活です。

復活の経緯は、下の福島民友さんの記事に詳しい。
分かりやすい良記事なんで、ぜひ読んでください。

今回、蔵を継いだ小林靖さんは千葉県生まれで東京都で働いていたそうです。
そんな小林さんが蔵を継ごうと思った気持ちが、ちょっとだけわかります。

小林さんの気持ちは何となくわかる

ちえの母方の実家も農家と商売をしていましたが、子供たち(私の母親やおじさんですね)は誰も継がず。

家は昭和初期に建てられた古い木造建築で、ちえはこの建物が大好きでした。
誰も住まなくなってからも近くに住む親せきが鍵を管理していたので、鍵を借りて中の様子を見せてもらったりして。
今でもGoogleMapのストリートビューで、外観を眺めたりしています。
まだ建物は残っているのかなぁ。

子供の頃の田舎のおじいちゃんちって、やはり思い入れがあるんですよね。
それが古い建物であればなおのこと。
そんな自分の思い出混みで、商売と建物を守りたくなったのでしょう。
でも大体は「そうは言っても自分は自分の生活があるし」と言い訳をして、なかなか「継ぐ」という選択肢はできないもの。
今回、家族を説得して東京の仕事を辞めて、親の実家の稼業を「継ぐ」という選択をした小林靖さんはすごいです。

ちえはイチ消費者ですが、全力で応援したくなります。
(とりあえず、買って飲んで飲ませて応援)。

「会津男山」の復活を知ったのは、会津蔵武のYouTubeライブ

ちなみに、「会津男山」復活を知ったのは、下記のリンクのYouTubeライブ。

https://youtu.be/bM9og5amoQM?t=1035

「會津蔵武(あいづくらぶ)」というのは、会津若松市内にある居酒屋さんです。
こちらのYouTubeライブの19時の乾杯酒として、「会津男山」を紹介していました。

これは飲んでみたい!と思うも、東京での販売店がわからず。
そのうちに「会津マルミ屋さんなら扱っているんじゃない?」と、YouTubeライブ内で言及。
さっそく調べてみれば、確かに扱っている!

普段送料がもったいないと思ってあまりお取り寄せはしないのですが、本当に呑みたい!と思う酒は別ですね。
ついでに、他にも会津男山を扱っている酒屋さんがあるのではないかと調べてみました。

「会津男山」をお取り寄せ可能な酒屋さん

今回調べてみたのは、下の4つの酒屋。
いずれも、会津で日本酒に力を入れている酒屋さんです。

  • 渡辺宗太商店
  • 五ノ井酒店
  • 植木屋商店
  • 会津マルミ屋

会津マルミ屋さんだけ、今回初めて存在を知りました。

お店の場所はどこなんだろうと住所を見たらなんと若松市内。
えー!ぜんぜん知らなかったと地図を見たら、大町通りの一本隣の通り。
たしかにこの通りは、会津若松にいっても中々通らない通り。
気づかなかったのも無理はないか。

会津男山の写真は、会津マルミ屋さんのYahoo!ショッピングのページから拝借。
クリックすれば、そのまま会津マルミ屋さんの販売のページに飛びます。

会津マルミ屋さん以外でも、取り扱いのある酒屋さんは、会津の酒に関して相当力を入れている酒屋さん。
復活1期目の作りで、これだけの酒屋さんと取引があるということは、酒質がどうこうよりも応援の気持ちが強いのだろうと思います。
會津蔵武のカズさんが言うには、蔵元は朴訥な方だということだそうです。
試飲会とかあったら、お会いしてみたいな。

会津の酒を扱う酒屋さんを徹底比較

  • 渡辺宗太商店
  • 五ノ井酒店
  • 植木屋商店
  • 会津マルミ屋

改めて、「会津男山」を取り扱っていて、発送もしてくれる酒屋さんを並べておきます。
もちろん、どこで買っても届く酒は同じ(笑)。
だけど、支払い方法や送料にちょっとずつ違いがあります。
せっかくなので、それぞれの酒屋さんの支払い方法を送料を調べてみました。
お取り寄せするときの、参考にしてくれたら嬉しいです。

本体価格(1800ml)配送送料(関東地方)時間指定クレジットカード販売ページ
渡辺宗太商店3,124円(本体2,840円、税284円)ヤマト・クール便1150円http://souta.shop-pro.jp/?pid=157138781
五ノ井酒店3,120円(税込)ヤマト宅急便850円https://www.aizuumazake.shop/shopdetail/000000000848/ct363/page1/recommend/
植木屋商店2,840円(税込3,124円)ヤマト運輸950円+代金引換手数料330円不可(代金引換のみ)http://uekiya-shoten.shop-pro.jp/?pid=157157834
会津マルミ屋3,124 円(税込)ゆうパック800円不可https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/marumiya_otokoyama002

どの酒屋さんも一長一短ですね。
強いて言うなら、渡辺宗太商店、五ノ井酒店、植木屋商店さんは独自の販売ページを持っているので、配達先の住所登録や会員登録も独自。
会津マルミ屋は、Yahoo!ショッピング内に販売ページを作っているので、Yahoo!ショッピングに登録がある人は、配送先の住所の登録が楽だし、最大7%のTポイントがつくみたいです。

送料は、会津マルミ屋のゆうパック800円が一番安い。
ただし、サイト内で時間の指定ができないみたいです。
裏技として、荷物発送後に郵便局に連絡して、配達時間を指定する方法もあるので、それが面倒くさくなければ、一番お得かも。

植木屋商店以外は、クレジットカード支払い可。
植木屋さんの、支払い方法が代引きだけってのは、ちょっと面倒くさく感じてしまってハードルが上がります。

上のリストは1升瓶(1800ml)の値段。
4合瓶(720ml)もあるので、下にリストにしてみました。
1升瓶は呑み切れないという人もいると思うので、お試しで4合瓶買ってみるのもありかも。
わたしはどうせ飲むと思っているので、1升瓶で買っちゃうけど。

720ml瓶の画像は、同じく会津マルミ屋さんのYahoo!ショッピングのページから拝借しました。

酒販店4合瓶(720ml)の価格販売ページ
渡辺宗太商店1,562円(本体1,420円、税142円)http://souta.shop-pro.jp/?pid=157138800
五ノ井酒店1,560円(税込)https://www.aizuumazake.shop/shopdetail/000000000847/ct380/page1/brandname/
植木屋商店1,420円(税込1,562円)http://uekiya-shoten.shop-pro.jp/?pid=157158061
会津マルミ屋1,562 円(税込)https://store.shopping.yahoo.co.jp/marumiya/otokoyama001.html

五ノ井酒店さんは、1円の位は切り捨ててるんですね。

ちえが注文した酒屋さん

結論から言うと、今回は五ノ井酒店さんにお願いしました。
決め手は注文サイトから時間の指定ができたこと。
送料は会津マルミ屋さんが一番安いのですが、注文時に時間の指定ができないのがネックでした。
ずぼらなちえは、発送を確認して郵便局に電話するという作業をわすれちゃいそう。

電話する労を厭わない豆な人なら、会津マルミ屋さんがいいと思います。
送料安いしカード決済できるしTポイントもつくし。

植木屋商店さんは、支払いが代引きしかできず、代引き手数料が別にかかってしまうのがちょっとね。

「会津男山 純米酒 わ 夢の香」うまいっす!

というわけで、いま我が家にある「会津男山 純米酒 わ 夢の香」。
復活醸造第1弾とは思えぬ旨さ。

登り香と含み香は、会津の名産身しらず柿を思わせる柔らかい香り。
口に含めばふんわりと、期待を裏切らない甘さが広がる。
下の側面やのど越しに刺激を感じるので、これが切れとなってすぐに次の一口に手が伸びる。

良酒です。
晩酌にゆっくり飲むのに向いている。

ぜひ「会津男山」を応援してください。

このご時世に、新しい酒が増えるのは喜ばしいことです。
ジャンルの隆盛は、玉石混合で色々な選択肢があればことだと思います。
新しいお日本酒が増える=新しい選択肢が増えるということですからね。

できれば、「会津男山」をお取り寄せして飲んでみてください。
お取り寄せが大変だったら、ちょっと名前を覚えておいて、どこかで見かけた時に飲んでみてください。
その気持ちがきっと、日本酒の存続に繋がっていくと思っています。

会津の酒はうめーよー




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Posted by ちえ