【鉄道】大江戸線新宿駅から紀伊国屋書店まで。年寄りが行くのは結構しんどいぜ!と、ジブリの社内報「熱風」の話
仕事からの帰りに、新宿駅で途中下車。
大江戸線の新宿駅である。
新宿の大江戸線のホームはかなり地下にあり、延々とエスカレーターを登らなければ、地上にたどり着けぬ。
大江戸線の改札に出るより、京王新線との共同改札に出た方が近く感じるのは何故であろう。
この日の目指すところは紀伊国屋書店。
20年前からお世話になっている。
地上7階地下1階。
上京したての頃は、書の洪水とも言うべき威容に圧倒されたものだ。
以前は地下1階にあったと思ったコミックコーナーは、今は隣の別館に移っている。
目指すのはこの別館。
スタジオジブリの社内報誌「熱風」を手に入れるためだ。
スタジオジブリの社内報誌「熱風」は、毎月10日配布。
基本的にはスタジオジブリ内とジブリ美術館だけの配布だが、一部書店でも配布されている。
しかも無料。フリーペーパー扱いなのだ。
てっきり100円とかで販売しているのかと思っていたので驚き。
ちなみに、年間購読料2,000円(通信事務費等の実費のみ)で郵送もしてくれる。
「熱風」の存在を知ったのはつい先月。
Youtubeに無料公開されている「岡田斗司夫ゼミ」だ。
岡田斗司夫氏によれば、「熱風」の対象読者は宮崎駿。
なので、相当知能指数の高い広報誌になっているという。
それはぜひ読みたいと思い、スタジオジブリのサイトを見た。
あった。
あったが、申し込みかたがいささか面倒くさい。
「熱風」には振込用紙がついていて、それで申し込んで欲しいという。
「熱風」は持っていない。
さもなくば、返信用封筒を同封の上ジブリに手紙を出せと。
それもめんどうくさい。
定期購読の申し込みはやぶさかではないが、とりあえず「熱風」を読んでみたい。
ジブリ常設コーナーがある書店なら、取り扱いがあるという。
東京なら絶対どっかあるはず。
と、見ていたらあったのが、紀伊国屋書店新宿本店であった。
だが、大江戸線新宿駅から、紀伊国屋書店新宿本店までは、あまりにも遠い。
山あり谷あり人ごみありの新宿の地下道を、人並みを掻き分け掻き分け前に進まなければならないのだ。
この大変さは、年を追うごとに酷くなっているきがする。
いや。単に俺が歳を喰って、気力がなくなってきているだけか。
やっと紀伊国屋書店にたどり着いた。
地下一階から入り、そのまま裏の入り口に抜けて、裏のビルに入る。
CD屋をの中のエスカレーターを上り、2階へ。
ジブリコーナーに行く。
実は、2回見に来て、降られているのだ。
一回目はまるっきり見つからず。
「はやり発行部数も少ないし、すぐになくなっちゃうのか」
二回目は「『熱風』は毎月10日の発行です。レジの横で配布しております」のポップと「3月号の配布は終了しました」。
あれ?前来たとき、こんなポップあったっけ?
ていうか、「配布」?
なに?ただでくれんの?
というわけで本日(4月10日)。
仕事帰りに紀伊国屋書店へ。
三回、人ごみを、掻き分け掻き分け。
三度目の正直。
とりあえずジブリコーナーを見る。
ポップは変わっていない。
だが。
レジへ向かう。
レジの左側。
あった!「熱風」!
「一人一冊でおねがいします」と書いてある。
おお!ついに手に入れたぞ!
気分は、トライフォースを手に入れたリンクである。
というわけで、今、目の前にある。
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