【浅草】「金寿司」約一年ぶりの金寿司で友人と芝居談義

2022年11月5日金寿司

浅草に行ったら必ず寄りたい店。浅草の古い話を聞くのも楽しかったが、今は静かに酒と肴と寿司を楽しみたい

約1年ぶりの訪問の浅草の金寿司。
お目当ては女将さんとの芝居談義。
近くに住む芝居好きの友人が「まだ行ったことない」というので連れて行った。

久しぶりの訪問だったが、声で以前来たことがある人、と認識してもらえたのが嬉しい。
耳はまだまだ丈夫だが、話すのが億劫になった、とのこと。
古い浅草の話を色々伺いたかったが、無理をさせるのも申し訳ない。
友人と二人、静かに芝居の話に終始する。

まずはビールと日本酒からスタート。

お通しに、巻貝を煮たやつ。
キモが美味しいというので、慎重に楊枝で取り出す。

続いて出してくれたのが、ホタルイカ大。

さらに飲んでいたら、数年ぶりに水揚げがあったという桜エビと、白魚を盛り合わせで出してくれた。
酒こちらの酒の進み具合を見て、色々だしてくれるのが嬉しい。
こういう小さなお寿司屋さんの楽しみのひとつ。

友人と静かな語らい。
声は抑えていたが話の内容は盛り上がり、お酒の杯数も重なってきた。
もう少しおつまみをとお願いしたら、お刺身を盛り合わせにしてくれた。
甘エビにキビナゴ、大トロ。
それと、シャコ丸々一匹が載ってきた。
ハサミでもって、頭と尻尾、脇の足の部分を切り落として食べると説明をうける。
試してみると、するりと殻が向ける。
シャコを自分でさばいたのなんて初めて。
ちょっとしたアトラクション気分。
そういえば池波正太郎のエッセイに、全然はシャコ売りが来て、よくおやつに食べていた、なんて書いてあった気がする。
詳しい食べ方は乗ってなかったが、こういう食べ方だったのかもしれない。

松竹梅の一人前握りもあるけれど、お酒を飲んだ〆には1500円のおまかせ5貫握りがオススメ

お酒も良い感じに頂いたので、最後にシメで握ってもらうことにする。
一応メニューは貼ってあるが、個別であれこれ頼むのは面倒なので、いつもおまかせ5貫にぎり1500円を注文する。

この日の5貫は、マグロのすきみの軍艦と、白魚、マグロ赤身、イカ、筋子。
食事としてはちょっと足りないが、飲んだ〆として食べるには丁度いい量。

お酒とビール、3杯3本ずつ飲んで、お勘定は二人で12000円ほどでした☆

帰りがけに、また近いうちにとご挨拶もできた。
友人も気に入ったようなので、今度は一年と言わずに訪問したい。

ちなみに、現在金寿司さんでは写真撮影禁止なので、今回は写真なし!

お店のルールには従いましょう~☆