【高田馬場】「沙県小吃」店名が読めない!中華ファーストフード!勇気を出して入った!
高田馬場で見つけた謎の店「SHAXIAN SNACKS 沙県小吃」
高田馬場で見つけた謎の店。
外に展示してあるサンプルを見ると、中華系の料理屋だってのは判る。
値段を見ると、1品480円から。
中を覗くとカウンターだけ。
ちょうど、次の予定の前に、小腹を満たしたいと思っていた。
これなら満腹にはならずに、安く腹ふさぎになるのでは。
とりあえず、候補のひとつとしておいた。
初めての店に入るときは、とりあえずネットの口コミ見るよね~
といっても初めての店。
失敗はしたくないな、と思いネットで検索をかける。
……ん? そもそも、この店名、なんて読むんだ?
看板の漢字は「沙具小吃」?
(実は、「沙”県”小吃」らしいのだが、日本人には”具”にしか見えない)
漢字の店名って入力がめんどくさかったりして、平仮名で検索かけても結構ヒットしたりする。
しかし、そもそも「沙県小吃」がなんて読んでいいのか分からない。
横にアルファベット表記と思しき「SHAXIAN SNACKS」も見えるが、当然こちらも正確な発音などわからない。
そこで、荒業。
「高田馬場 中華 読めない」で検索かけてみた。
おそらく俺のように、「なんて読むのかわからない。だが、一文字ずつ打ち込むのはめんどくさい、というモノグサが、絶対いるはずだという読みだ。
読みは外れた。
そのものずばりは出てこない。
だが、候補の中に気になる記事があった。
高田馬場で中華料理店が増えている、という記事だ。
もしかすると、この中で取り上げられているかもしれない。
本文を読んでみると……
ビンゴ。
高田馬場に中華料理店が増えだすきっかけとなったとして、取り上げられている。
こうなればこっちのもの。
「沙県小吃」をコピペして、さらに検索。
食べログのページが出てきた。
食べログだと「サケン・シャオチー」、別記事だと「シャーシェン・シャオチー」と読むと書いてある。
中国全土に63,000~65,000店を誇るB級中華の日本進出1号店だそうだ。
ちなみに、公式サイトはJPドメインなのに、全て中国語で書かれていて、内容がさっぱり読めない。
小腹が空いてたし安いし。
話のタネにもなりそうだし。
とりあえず入ってみることにすした。
注文は食券制。
このように、入り口左手に券売機がある。
1品の値段が安い分、2~3品頼むのが普通なのかな?
とも思ったが、おやつ感覚で1品勝負することにした。
注文は、拌麺(バンメン)。
他のメニューはルーローハンやシュウマイ、ギョウザ、薬膳スープと、日本での知名度はメジャーだったりそこそこだったりするわけだけど、拌麺(バンメン)だけはさっぱりわからない。
日本初上陸の拌麺(バンメン)
店内に入っても「イラッシャイマセ」とかいう生ぬるい接客はない。
食券を預かりにくるような感じも無かったので、カウンターの上に置いておく。
いつ食券を確認したのか、なんとなく調理が始まり、「拌麺(バンメン)です」という小さな声とともに、カウンターの上に「拌麺(バンメン)」が置かれた。
拌麺とは、中国の混ぜそばのことだそうだ。。
タレの上に麺がのっており、これを手早く混ぜて食べる。
目の前に、拌麺(バンメン)の食べ方の説明が貼ってあった。
熱いうちに、ピーナッツバターと麺を
混ぜて、すぐお召し上がりください。
ピーナッツバターと聞くとどうしても、甘くてパンに塗るピーナッツクリームを想像してしまって、びっくりする。
郷に入れた郷に従え。
言われたとおりに、暖かいうちに手早く混ぜてみた。
なかなか良い感じ。
食べてみると、ピーナッツの香ばしさがタレに聞いていて、なかなかうまい。
辛みが欲しくなったので、卓上調味料を入れてみる。
卓上調味料は極々シンプル。
ラー油、餃子のタレ、豆板醤(?)、お酢。
ラー油を乗せてみた。
ぴりっとした、はっきりとした辛さ。
豆板醤(?)
コクと酸味のある、しっかりとした辛さ。
それぞれの辛さを堪能しつつ、わりと夢中で食べていた。
皿までなめる勢いで完食。
パンでもあれば、ソースをぬぐって食べてしまいたいところ。
軽食中華のファーストフード。屋台感覚でさっと寄るのがいいかな。
この拌麺(バンメン)の外にも、餃子やルーローハン、シュウマイや蒸しスープなど、さっと食べられる軽食系の中華が揃っている。。
セットもあるけど、どれも1品から注文可能。
さっと食べて小腹を満たすも良し。
いくつか組み合わせて、満腹になるもよし。
「沙県小吃」は中国全土に65,000店舗!官主導のフランチャイズ!
どういう店なんだろうと、拌麺(バンメン)を食べた後に、色々調べてみた。
「沙県小吃」は、中国で65,000~63,000店舗を数える、メジャーなチェーン店。
しかも民間企業ではなく、官主導のフランチャイズだという。
元々は、地域経済の崩壊で食うに困った人に手に職をつけさせて、軽食店を開業させるという就業支援的な意味合いで始まったようだ。
店舗数にブレがあるのは、本部があって出店をコントロールしている訳ではなく、あくまで県は技術習得、店舗出店、運営をサポートしているという立場だからだろう。
同じ店名、ロゴを使っていても、あくまでそれぞれは独立した店ということだ。
就業支援という性質上、夫婦二人で経営する小店舗、という営業形態が多いみたいだけど。
日本への出店は、IT企業も経営する福建省出身の実業家が、福建省の文化を広めたいという思いで始めたらしいので、またちょっと毛色が違うかもねー☆
お店情報:「沙県小吃 高田馬場店」
店名 | 沙県小吃(サケン・シャオチー) 高田馬場店 |
業態 | 小吃(軽食) |
住所 | 東京都新宿区高田馬場2-8-6 |
営業時間(通常時) | 11:00~23:00 (売切次第終了) |
定休日(通常時) | なし |
公式サイト | http://shaxian.jp/ |
開店日 | 2018年6月9日 |
訪問月 | 2022年5月上旬 |
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