【テレビ】タモリ倶楽部「空耳アワー」半年ぶりの復活！メデタイながらも感じた違和感

2020年10月24日2020年11月18日

タモリ倶楽部の空耳アワーが復活するんだってね

空耳アワー、復活するんだってね。
空耳。タモリ倶楽部の１コーナー。
日本語に聞こえる洋楽を投稿してもらって、それに合わせてVTR作って紹介する奴。
このVTRがまた下らなくて。
長寿コーナーだし、人気コーナーなんだよ。
あ、知ってた？

4月から休止してたんで、だいたい半年ぶりくらい？

その「空耳アワー」が、ずっと休止してたんだよ。
コロナの影響。
要するに、撮影ができなかったんだね。
コロナ禍で強行するような内容でもないし。
撮影中止は妥当だと思う。
他のドラマだって、撮影休止で放送できなくなってたりしたし。
4月から休止していたんで、大体半年くらい？
たまにタモリ倶楽部見ても、やってなかったもん。
ネタは募集してたみたいだけど。

ネットニュースでみたんだよ。こんなのがニュースになっちゃうんだって

その「空耳アワー」が復活って、ニュースで見たんだよ。
あ、ネットニュースね。
テレビのニュースとかじゃなからね。
NHKのニュースとかでこんなことやってたら怖いわ。
他局だし。

ネタ元がザ・テレビジョンだから、そこまで驚くようなことじゃないけど

見たのはYahoo!で、ネタ元がザ・テレビジョン。
テレビ雑誌がネタ元だから、当然テレビ番組に関することがニュースになる。
これは分かるよ。
だけど、なんか驚きと違和感があったんだよね。

タモリ倶楽部ってさ、行ってみりゃ深夜のアングラ番組じゃん？

この違和感はなんでだろうと思ったんだけど、考えてみりゃタモリ倶楽部って、アングラ番組じゃん。
タモリさんが超超超メジャーだから、みんな感じてないかもしれないけれど。スタジオも借りず、ほとんどロケか会議室で撮影している低予算深夜番組だからね。
始まった当初の深夜12時過ぎなんて、ほとんどの人はテレビ見てない前提だからね。
だから低予算で低視聴率でも良しとされるし、逆にゴールデン番組では通らないような企画ができる。
これが深夜番組の醍醐味なんだけど、でもそれって、逆に言えば表で発表するようなことじゃないんだよ。

一部の好事家、もしくは夜更かしを覚えた中学生が「空耳アワー、復活するらしいよ！」「まじで!?」って噂を交換し合う。
それこそが、深夜番組、アングラ番組のあるべき姿のような気がするんだよな。

いやいや。わかるよ。
今やタモリさんはお昼の顔を勇退した、超超超超メジャーなタレントだし。
タモリ倶楽部も空耳アワーも、みんな知ってるメジャーなコンテンツだし。
深夜０時を過ぎてテレビ見ている人なんていくらでもいるし。
なんなら、DVDレコーダーもオンデマンドもあるから、リアタイじゃなくても後からだって見れるからね。
イマドキ深夜番組をアングラと評するのは無理があるってことくらい。

深夜番組や深夜ラジオが、俺たちのコンテンツだった時代

多分ね、懐かしんでるだけなんだよ。
深夜番組や深夜ラジオが、「俺たちのもの」と錯覚できた幸せな時代を。
誰も見ていない。俺だけしか見ていない。俺だけしか聞いていない。
今の10代が、深夜テレビや深夜ラジオをどういう感覚で見ている聞いているか分からないけど、昔の深夜放送は「自分だけのメディア」という意識がどっかにあったんだよ。
それでたまに「俺も見てます」なんていう人がいると、共犯者めいた親近感を覚えたり、逆に見てない友達に「すげー面白い番組があるんだよ」と、自分だけが発見したかのように教えたり。
そういう昔の深夜番組の感触が、まだタモリ倶楽部には残っているんだよね。
だからなんだろうな。
急に、不特定多数に向けて「ニュース」って形で発信されたときに、違和感を感じたのは。

空耳アワー復活放送は10月30日から

空耳アワーの復活は、2020年10月30日放送分から。
10月30日、11月６日放送分は、２週に渡って空耳アワーだって。
「ザ・テレビジョン」のリンク貼っておくけど。
にしても写真の安斎さん、年食ったなあ。

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