【読書・この本が読みたい!】山本弘「怪奇探偵リジー&クリスタル」

山本弘,小説

昨日、山本弘先生のブログで発刊を知った「怪奇探偵リジー&クリスタル」。

当該記事はこちら↓
山本弘のSF秘密基地BLOG:『リジー&クリスタル』文庫版・解説は菊地秀行先生!

 

怪奇探偵リジー&クリスタル (角川文庫)

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2015年に出た単行本の文庫化です。
文庫版は2018年3月24日の発売。
表紙がいいですねー。
装丁はどなたでしょう。
もう、これだけで購入決定ですよ。
文字通りのジャケ買いですが、いい装丁に外れなし。
もちろん、山本弘先生ですから、中身も面白いと信じてます。

それにしても、この年になっても山本弘先生の名前を普通に眼にする人生を送るとは思わなかったなー。
初めて、山本弘先生を知ったのはゲームブック雑誌の「ウォーロック」。
「どこでもT&T」という漫画でした。
TRPGをリプレイ風漫画で紹介するという試みで、「放課後のサイコロキネシス」というタイトルだったと思います。
懐かしいなぁ。今でもドアを開けるときには「DOP」といいます。
「DOP」の元ネタは「ソーサリー」シリーズだけど。
だから、文章書きとしてより絵描きとして印象が強い。
ゲームデザイナーやゲーム関連の記事、ゲームブック作家、ファンロードの投稿者として名前を目にする機会が多く、そのうちに小説を発表するようになったという印象なので、未だに前者の印象の方が強いです。
全ての小説を読んだわけではないですが、「サーラの冒険」「ギャラクシートリッパー美葉」なんかは夢中で読んでいて、印象に残っています。
この二冊がよく印象に残っている要因として、表紙とイラストが強いですね。
なにしろ「サーラの冒険」は幻超二先生。「ギャラクシートリッパー美葉」は「ゆうきまさみ」先生。
角川スニーカー文庫での発売だったので、絵の力は強かったのです。

これの前に読んだのは「MM9」。
読んだ理由はKindle Unlimitedで1巻を見つけたから。
その前は創土社から刊行されたクトゥルフ物のアンソロジー本「超時間の闇」収録の「超時間の檻」。
これは新作ゲームブックでクトゥルフ物だから。

今回文庫化された「怪奇探偵リジー&クリスタル」を調べるついでに、Amazonで山本弘先生の著作を見てみた。
実に多彩。そして多作。
こんなに本を、小説を出していたとは知らなかったし、SF、ファンタジー、現代劇、学園もの、ホラーと実に多彩なジャンルを書いている。

これをきっかけに、山本弘先生の作品を過去に遡って読んでみよう。
まずは、「怪奇探偵リジー&クリスタル」から。
Kindle版もあるけれど、紙の本で買います。

表紙が魅力的な本は、紙の本で読まないともったいない。

電車の中で読むのに、カバーを掛けるかどうしようかは迷うところだけど。

山本弘,小説

Posted by ちえ