【ゲームブック】新作購入「護国記」プレイレポート
平成最後の年の新作ゲームブック
まさかこんな世の中になるとは思わなかった。
平成最後の年に新作ゲームブックが発売。
Kindle版だけだけど、めでたい話です。
日本ではコンピューターゲームの代替品として登場したゲームブック。
家庭用ゲーム機の普及と表現力の向上とを軌を一にして、その役割を終えていったかにみえた。
しかし、インターネットの普及によって、その需要が喚起され、商業同人問わず、少しずつ新作が発表されるようになっていく。
そして平成30年。
改元を来年に控え、平成最後のゲームブックが発売される。
ゲームブックに夢中になり、発行点数の減少に涙したかつての自分に教えてあげた。
大人になってからも、ゲームブックの新作できるよ。と。
サイコロふったり記録したりしなくていいので、通勤通学のお供に最適
まだプレイ途中だし出たばっかのゲームブックなので詳しい説明は避けるけど、このくらいはいいかな。
ゲームシステムとして、サイコロを振ったりフラグ管理してりという作業はすべて省かれております。
プレイヤーは、表示される選択肢を選んでいくだけ。
電車の中でプレイしようと思ったらこっちの方がいいよね。
難易度は高し。パラグラフ選択はシビア。
じゃあ簡単なのかというとさにあらず。
ランダム要素が廃された分、パラグラフ選択はシビア。
場合によっては死にまくります。
そのシビアなパラグラフ選択の中から、唯一の正解を探し出し、話を先に進める。
世界感や事件の全貌の情報はちりばめられているが、正解の選択肢の情報はほとんどない。
一見正解に思えるルートでも、トゥルーエンドではなかったりする。
(それはそれで、ハッピーエンドだったりはするわけだが)。
最初はまじめに選択肢通りにプレイしていたが、それでは追い付かず、しおり使いまくりでプレイし始めた。
最初は物語に身をゆだねるようなプレイ方法だが、途中からはゲームとして、ゲームの構造を解き明かすようなプレイスタイル。
両方使わないと、このゲームブックのクリアは難しそうだ。
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