【読書】岡田斗司夫さんの「いつまでもデブと思うなよ 電子版プラス」を読む

レコーディングダイエット。
一時期やってました。
確実に痩せます。
でもリバウンドしました。
その時は、食べたものとカロリーを記録するというやり方を聞いただけで、あとは自己流でやっていたのです。
本を読まず。
そしてこの本の著者、岡田斗司夫さんも見事にリバウンド。
でもねぇ。効果が無いわけではないんですよ。
だって、見るからに痩せたは痩せたんですから。
減量は生き方の選択であるなんて言葉もあります。
太っていた人が、一度始めたダイエットを止めれば、しばらくは維持できても、そりゃ体重が戻りますわな。
無意識に、元の食生活に戻っていくのでしょう。
だから太りやすい人は、痩せた生き方を意識して生きていかなければならないのです。

いまだからこそ「いつまでもデブと思うなよ」を読む

当時はあえて読まなかった「いつデブ」を、あえて読んでみました。
前半の、痩せたことによるメリットへの理論構築がすごい。
こういう理論的な文章の構築こそが岡田斗司夫さんの真骨頂。
いいね。いい感じに洗脳されていく。
とにかくね。現代社会ではダイエットに成功した人こそが評価されるらしいんですわ。

月面着陸

岡田斗司夫さんはレコーディングダイエットの段階を、助走、離陸、上昇、巡航、最加速、軌道到達と航空機と宇宙船に例えていく。
そして最後は月面着陸だ。
そこは重力から解き離れた世界だ。
とにかく、100キロオーバーだった頃と比べて、これでもかとメリットがあることを強調する。
食費、衣服費、すべてにおいてコストダウン。
周りの人からの評判も上場。
いいこと尽くめ。
そして、月面から地球を見る。
そこは「動きに六倍の重さを感じていた世界だ」という。

しかし、地球の重力に魂を引かれた者たちよ

そして岡田斗司夫さんは、今リバウンドしている。
月に降り立ち、重力から開放されたと思っていたが、やはり地球の引力には逆らえなかったようだ。
重力に魂を引かれたのあろう。
かくも太りやすい者が痩せてその体型を維持するというのは難しいものだ。
一度痩せた方法は、一生続けなければならないということの証左だ。

一生続けるつもりで、レコーディング・ダイエットを始めてみようと思う

一生というと重いと感じるが、メモ魔になればたいしたことではない。
太るなら太るでよし。
ブログをはじめたときから、生涯のログを取るという覚悟はできている。
太るも痩せるも、自分の記録をこの世に残したいではないか。

 

いつまでもデブと思うなよ・電子版プラス

Posted by ちえ