【銀座】「かめや銀座店」かきあげせいろ500円|大きなかき揚げがお蕎麦の上にドン!口内に回ったかき揚げの油を冷たい蕎麦で流す悦楽!

散歩の途中に足を止めた、1年ぶりの「かめや」

ようやく熱暑の夏も治まりをみせ。
すごしやすくなってきた9月の下旬。
あえて途中下車して。
新橋から銀座、有楽町界隈を歩いた。

どこか入ろうかとも考えていたけれど。
なかなか気が乗らず。
ふと足を止めた銀座の外れ。

「かめや銀座店」の前。

そいや「かめや飲み」がしたくて、前に寄ったな。
あらはいつだっけ?

と、前回このブログで書いた自分の記事を検索してみる。

ちょうど一年前。
「ふくしまの酒まつり」の後だったことに驚く。

ここなら安く済ませられるし。
軽く小腹を満たして、電車に飛び乗って帰るかと。
1年ぶりの入店。

口頭注文先払いシステム

店内はまったく変わっておらず。。
一番奥のカウンターで口頭注文して。
料金は先払いするシステム。

かめやで唯一、お酒を提供する店だけど。
今回はノンアルコールで蕎麦だけを頂く。

かきあげせいろ500円

前回は、かき揚げ抜きでお酒を楽しんだあと。
もりそば、たぐってた。

大きなかき揚げが三等分されてドンと

今回は、さいしょからドンと、かき揚げせいろ。

もりそばの上に、カリカリのかき揚げが3等分されて乗っている。

つゆとワサビ

つゆと、薬味はネギとワサビ。

かき揚げをほおばり蕎麦で流す

かき揚げはそばつゆに、とっぷり浸けていただく。

蕎麦は冷水できゅっと締まったタイプ。

かき揚げで脂っこくなった口の中に。
追いかけるように蕎麦をすすると。
えも言われぬ快楽が押し寄せてくる。

味変は唐辛子とワサビ

唐辛子やワサビで。
少しずつ、味変しながら。

かき揚げ、最後の一口と。

蕎麦最後の一口。

あっという間に食べ終わってしまった。

立食い蕎麦には官能的ななにかがある

揚げおきの、油っこく感じるかき揚げが苦手で。
かき揚げは冷たい蕎麦より、暖かい蕎麦がいいと思っていたけれど。
口内に回った油を。
冷たい蕎麦で流すという悦楽があることを。
今日知った。

出汁とか旨みとか。
味覚的なものではなく。
これは実に。
感覚的な快感であると思う。

お蕎麦だけでは物足りないのか。
やたら大盛りを頼んでいるお客さんが目についたが。
それもまた、感覚的な快感を求めてのことなのだろう。

銀座の端っこで。
サラリーマン諸氏の。
感覚的な快感を満たしてくれる蕎麦屋。

と書くと、随分官能的である。

そういえば。
立食い蕎麦の暖かい蕎麦の上で。
つゆを吸ってほろほろにほぐれたかき揚げを。
ツユごと飲み干す様をエロティックと評したのは杉浦日向子さんではなかったか。
どうしても元の文章が見つからないので、違ってたらごめんなさい。

立食い蕎麦には。
人の官能を刺激するなにかがあるのかもしれません☆

お店情報:「かめや 銀座店」

店名かめや 銀座店
業態立ち食い蕎麦屋(椅子あり)
住所東京都中央区銀座8丁目5−22
最寄駅JR新橋駅 徒歩7分
営業時間(通常時)月~土10:00~翌4:00
定休日(通常時)日曜日
支払い方法口頭注文
先払い
現金
訪問月2024年9月下旬


銀座

Posted by ちえ