【高円寺】「明神丸」飛露喜が飲める高架下の老舗居酒屋
高円寺駅の西で見つけた老舗の銘酒酒場
珍しく高円寺で飲もうという話になった。
高円寺では２、3度飲んだことはあるが、時間も早いし新しい店を開拓しようということになり、高円寺駅の西側をウロウロする。
間口が狭く入りづらい雰囲気の店が多い。
今日はバーの気分ではないしなぁと思いつつ歩いていたら見つけたのが「明神丸」。
「みょうじんまる」と読むのかな。
沢山の酒のラベルが貼られた、往年の銘酒居酒屋風の佇まいに惹かれました。
店の外のホワイトボードにその月の地酒メニュー。
2021年11月の地酒は、
- 王禄
- 而今
- 生もとのどぶ
- 飛露喜
- 墨廼江
- 紀土
- 美丈夫
- 栄川
- 播州一献
と、ちょっと悪くないラインナップ。
いやいや、悪くないどころか、飛露喜があれば上々吉でしょ。
19時前に入店。
先客１名。
平日だからか、割合のんびりとした雰囲気。
「明神丸」この日の注文
1杯目「飛露喜」
最初の一杯は「飛露喜」を選択。
福島の酒で超メジャーだが、いまや店売りをほとんど見かけない入手困難酒でもある。
メジャーな酒は避ける傾向にある自分だが、飛露喜は見かけたら飲むことにしている。
酒は受けマス付のコップに注いでから持ってきてくれるスタイル。
瓶の写真を撮らせてもらえる雰囲気ではなかったので、今回はお酒の写真はなし。
お通し 鶏肉と青菜の煮物
お通しは、鮮やかに煮上げられた、鶏肉と青菜の煮物。
薄味に見えるが、出汁の味がしっかりしている。
ここからのお料理も期待できる。
かぶの浅漬け
なぜだかめっちゃ写真がぶれていた、かぶの浅漬け。
浅漬けというより、ほとんどかぶサラダとも言うべき、ごくごく浅い漬かり具合。
ネギチャーシュー
チャーシューにネギが載っただけ、というシンプルなネギチャーシュー。
あん肝ポン酢
こちらもシンプルなあん肝。
メニューをよく見ると、「あん肝（美味です）」とわざわざ書いてある。
事実、うまかった。
鯵の刺身
プリっとした鯵の刺身。
値段の割に盛りは少なく感じるが、その分モノがいい。
白子ポン酢
あん肝いったらこれもいっとくかと、白子ポン酢。
痛風界の三羽烏の一角。
あとの一羽は魚卵。
2杯目 栄川
以上の料理をちょいちょい摘まみながら、お酒の２杯目は「栄川」。
福島県会津若松市の酒。
料金は一番安く、こちらの店のレギュラー酒といった風情か。
「明神丸」の日本酒は、全て栄川のマスにグラスというスタイルで供される。
写真は飛露喜のときの使いまわし。
３杯目 綾花
「明神丸」で出している福島の酒は制覇したということで、他の地方の酒も飲んでみるか。
福岡県久留米市旭菊酒造の酒「綾香」
4杯目 美丈夫
高知県田野街浜川商店の酒「美丈夫」
飲み食いしている内に、徐々にお客さんが増えてきた。
みなさん、旧知の中の常連さんばかり。
互いに緊急事態宣言が明けてこうして居酒屋飲みができることを喜びあっている。
日替わりメニューを見直すとちらほらと個性的な料理な名前
今回ブログを書くにあたって日替わりメニューを見直していたら、色々個性的な名前の料理がちらほら見受けられることに気付いた。
訪問した日はダイエットを気にしていて、あんまり油や炭水化物を使ったメニューを避けていたからね。
豚平焼、豚キムチーズ、納豆オムレツなどの、ややジャンクなメニューも気になる。
一押しの手作り餃子はいっとくんだったかな。
MJサラダのMJって何？
などなど。
明神丸さんはヘルシーとか考えず、旨い日本酒目当てに食欲全開で行った方が楽しめるかもね。
あとおタバコも吸えます。
愛煙家で日本酒好きの友だちを誘うのにもいいかも。
チャーシューエッグ、本物ジャンボフライも気になってきた。
これは近いうちに再訪確定、だね。
| 店名 | 明神丸 |
| 業態 | 居酒屋 |
| 住所 | 東京都杉並区高円寺南3-68-1 |
| 営業時間（通常時） | 18:00～翌2:00頃 |
| 定休日（通常時） | 日曜日 |
| 訪問月 | 2021年11月 |