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【平河町】「おそば天かめ 平河町店」平河町に残る古きよき立ち食い
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店名 | おそば天かめ 平河町店 |
業態 | 立ち食いそば |
最寄り駅 | 半蔵門駅 |
住所 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町1丁目1−9 |
営業時間 | 平日 7:00~21:00 土曜日 7:00~15:00 日曜定休 |
注文方法 | 食券 |
支払い | 現金のみ |
最寄駅は半蔵門駅。
国立劇場に芝居を見に行くと、つい寄ってしまうのが「おそば天かめ 平河町店」。
鰻の寝床のような店内。
テーブルはなくカウンターだけ。
入り口付近に食券販売機。
全て、古きよき立ち食いそばの景。
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11時40分に店に飛び込んでも、12時の開演に間に合う。
半蔵門の駅についたのが11時30分。
国立劇場大劇場の開演時間は12時。
11時40分に店に飛び込み、食券を買う。
腹持ちも確保しつつ、少しでもつゆの温度を下げようと。
選択したのは「玉子たぬきそば」。
先客の待ち人2名。
でも、一分くらいでそばは出てきた。
たまごたぬきそば
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奇をてらったところがまったくない「たまごたぬきそば」。
セルフサービスだが、レンゲも用意してある。
時間がないので、とにかくすすり、つゆを飲む。
ゆっくり味わうという行為は不要。
どちらにしろ、いつもの味だ。
一気にすすりあげる天かすはサクサクしていて、ゆっくり味わう時とは別の楽しみを与えてくれる。
ジャスト5分でつゆまで完食。
食器返却口にお盆ごと返し、店を出る。
昭和のスピード感に酔いしれながら、国立劇場を目指す。
このスピード感。
そうだ。昭和の立ち食いソバは、このスピード感がよかったのだ。
緬は茹でてあるものを湯がいているだけなので、消化がよく胃もたれすることもない。
10秒そばチャージとはよくぞ言ったものだ。
国立劇場のチケット売り場で予約したチケットを発券し、席に着いた時には5分前のブザーが鳴っていた。
この日の芝居は、ことのほか江戸の香りがした。
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