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【西荻窪】「酒と鶏の酔い処 やをら」店主の感性に身を任せられる日本酒の店【閉業】
西荻窪駅の目の前にあるよい日本酒の店
西荻窪の立ち飲み富士山で呑んだあとに、さてどうしようかと考えた。
このまま帰ろうかもう一軒寄ろうか。
といっても時間はまだ15時。
もう一軒にしても、営業している店は限られる。
駅に向かって歩き出したら富士山のすぐ隣の、酒と鶏の酔い処やをらが営業しているのが目に留まった。
15時に店を開けたばかりで、まだお客もいないようだ。
これはゆっくり飲めそうだと思い、吸い込まれるように入店してしまう。
「やをら」不思議な店名
やをらとは不思議な店名である。
「やをら」で検索をかけると、「ゆっくり 静かに そっと」という意味の古語がでてくる。
店名の由来もここから来ているのものか。
今度聞いてみようと思う。
実は初めての店ではない
やをらには何度か来たことがある。
ここのウリは日本酒だと思っている。
メニューが無くても「日本酒なにがありますか?」と聞けば、こちらの好みを聞いたうえで、店主オススメの日本酒を出してくれる。
値段は分からないが、多分600円前後ではないかと思っている。
量は120mlから150mlといったところか。
西荻窪駅南口 徒歩10秒
場所は西荻窪駅の南口。
立ち飲み富士山の隣。
富士山より、やをらの方が駅に近い。
改札を出て徒歩10秒程度。
多少の雨なら、濡れずにたどり着ける。
1杯目「死後さばきにあう(清酒)」
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この日の1杯目は、「死後さばきにあう(清酒)」。
岩手県の喜久盛酒造の酒。
日本酒ファンには、タクシードライバーという名前の酒を醸す蔵、といえばわかりやすいか。
酒に変な名前をつける蔵なのだ。
普通にうまいのだから、普通の名前で勝負すればいいのに。
1品目「おつまみ3点盛り」
店主との話が途切れた辺りで、料理を頼む。
なにか簡単に出るものをと頼んだら、おつまみの三点盛にしてくれた。
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左から、肉みそ豆腐、揚げたらこ、砂肝。
たらこを揚げたものは珍しい。
2杯目「神渡(みわたり)」
さて2杯目。
「これはどうでしょう」と出してくれたのが、長野県・株式会社豊島屋の神渡(みわたり)。
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押さえ気味の吟醸香がここちよい酒だった。
やをらではこうやって、店主のお任せに身をまかせてしまうのが一番いいと思う。
さてもう一軒、行くかどうしようか
お客さんが何組か来たので、この辺りでお勘定をした。
値段も見ずに頼んでいるが、この日のお勘定は2000円ちょい。
だいたいそんなものだ。
外を見ればまだ明るい。
そりゃそうだ。まだ16時だもの。
緊急事態宣言を受けての時短営業要請。
開店時間を早めて対応してお店も多いと思う。
飲食店は売り上げ減って大変だとは思うけど、土曜日とか休日に早い時間から飲み始めるのは嫌いじゃない。
路面店で外見ながらとか、なんだか贅沢な気分さえしてくる。
外に出る。
気温は低いが天気はいい日。
さて、もう一軒。
行くか行かぬか。
考えながら、とりあえず駅へ向かう。
お店情報
店名 | 酒と鶏の酔い処 やをら |
住所 | 東京都杉並区西荻南3丁目25−5 |
公式Facebook | https://www.facebook.com/saketoriyawora/ |
営業時間(緊急事態宣言中) | 15時ごろ~20時 |
定休日 | 不定休 |
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