【生活】歯医者に行く。そして親知らず

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歯医者の通院がやっと終わった。
きっかけは、奥歯が痛くなったこと。
最初は虫歯だと思ったが、どうやら歯茎が腫れていただけらしい。
通院をする頃には痛みはなくなっていたが、折角だから痛みの無い虫歯と歯石等の清掃もしてもらった。
痛みは無くとも歯茎は腫れているらしく、歯石の除去は相当の痛みが伴った。
最初はマジで全身硬くしていい大人が涙目になるくらいの痛みだった。

何度かレントゲンを撮ってもらった。
正歯には、そこまで目立った虫歯は無かった。
だが、もっと大きな虫歯があった。
右手奥の親知らず。
斜めに生えている親知らず。
何年か前、別の歯科医にも指摘され「抜いた方がいいです」と言われた親知らず。
「はい」といいつつ、そのままほっといてしまった。
そいつが大分虫歯になっているらしい。
しかも斜めに生えているので、隣の歯にも影響を与えているのだとか。
困ったことに、そこでは抜歯をやってもらえないらしい。
口腔外科の看板を出しているので抜歯もやってはいるんだろうが、これはここでは出来ないらしい。
それだけ、難しい症例だということか。

近隣のいくつかの病院の名前を挙げられた。
都内だと医科歯科大。
御茶ノ水の湯島聖堂の隣にある、あれだ。
都内の方が、そのあとどこに行くにも動きやすくていいかな、と思ったが、当日には終わらんらしい。
考えてみればその通りだ。
行って、「ポン」と抜いて、終りという訳にはいくまい。
最低2回、状態を見て対策を検討して1回。次に抜歯手術と洒落込んで1回。合計2回。
俺が医者でもそうする。
それならば、別に近くもないが、頑張れば歩いて行ける方がよいか。
と、考える。
どうせ平日は行けまい。
土曜診療を狙うかと思ったら、今はどこも土曜診療やっているのね。
家から一番近い病院も、土曜診療やっている。

次は定期健診にしようと、歯科医は言っていた。
それまでに手術の日取りが決まらなければ、その定期健診の時に紹介状を渡すと。
紹介状の期限は記入から3ヶ月。
紹介状といっても、「〇〇ちゃーん、今度うちの患者が行くからしくよろ~」と名指しで書くものではないらしい。
むしろ先に「紹介状がありますから」と予約の時に告げるものらしい。
なかなか医療の世界も複雑である。

今回の手術(抜歯)で、俺はおそらく血まみれになる。
もしかしたらションベンを漏らすかもしれない。
だが、抜かねば成らぬ。
抜かねば虫歯が神経に達し、きっと痛い思いをする。
不意に襲ってくる歯痛と、約束された痛み。
どっちがいいのかは俺にはわからぬ。

今はただ、親知らずの抜歯が、思ったより痛くないことを祈るばかりだ。