【ひばりヶ丘】最後の「風風ラーメン」。様々な思い出をありがとう!【閉業】

2020年11月20日ラーメン

ひばりヶ丘「風風ラーメン」閉店!

2020年2月2日。
ひばりヶ丘で、ひとつの歴史が終わりました。
ひばりヶ丘北口商店街入り口付近にあったラーメン店「風風ラーメン」閉店。
ラーメン店ではありますが、「呑める」ラーメン店として、拙ブログでも紹介したことがあります。

大量の漫画も置いてあって、アルコール類もある。
ホッピーもあって中もお替りできる。
簡単なおつまみもあって、行列のできる、という店でもない。
どれもこれも程よい感じで、居酒屋替わりに軽く一杯と利用している人も多かったと思います。
特筆すべきはその営業時間。
後半はそこまでではなかったですが、最盛期は深夜5時まで営業!
深夜というか、それはもう早朝です。
飲食とかで、終電間際に帰ってくる人、まわりのお店で働いて深夜に食事をする人、ちょっと飲みたい人にも重宝がられていたと思います。

自分がよく利用していたのは5年くらい前。
最近はとんとご無沙汰でしたが、それでもいつでもそこにあるという安心感はありました。

そんな風風ラーメンが、まさかの閉店。
一つの時代の終わりを感じさせます。

最後の3日間は、ラーメン1杯500円!

そんな「風風ラーメン」の最後の3日間は、ご愛顧感謝祭と称してラーメン1杯500円!
とんこつラーメン700円もバリ黒豚骨ラーメン800円も、どちらも500円です。
そりゃ多少の行列ができていても行かねばならぬと、食事時を外して来店です。

幸い行列はできていませんでしたが、店内は別れを惜しむお客さんでいっぱい。
自分のあとはちょっと待ち客が出ていました。

最後の風風ラーメンは「バリ黒豚骨ラーメン」

最後の風風ラーメンの一杯は、「バリ黒豚骨ラーメン」。
シンプルなのもいいけれど、こってりとお別れしたいからねぇ。
といっても、そこまでこってりじゃない。
馬油はかかっているけれど、基本はさっぱりとした感じ。
てっぺんすぎてもまだ飲んでいて、〆で食べたのはこの味だったよなぁと思い出しながら最後の「風風ラーメン」。意外と思い出がつまっているものだ。

食べ終わり。
スープまで全部、とはいかなかったけど、美味しく頂きました。
あ!

掠れた丼の、風風ラーメンの文字。
これが、15年という歳月の重み。
今までお疲れさまでした。
ごちそうさまです!

ラーメン店に仮託した青春もある

その時は意識しないかもしれないけれど。
あとから思えば、あああれが青春の舞台だった。
という店がある。
人生のそれぞれのステージで。
それぞれの思い出の店がある。
今思えば風風ラーメンは、自分にとって、そんな思い出の店の一つであった。
後半はそんなに大事にできなかったけど。
それは自分のステージが変わってしまった、ということ。
15年間の営業、お疲れ様。
さらば!風風ラーメン!

「風風ラーメン」は、「味噌屋蔵之介」に業態替えしました

というわけで、15年の営業の幕を閉じて閉店した風風ラーメン。
その場所はどうなったかというと「味噌屋蔵之介」という、味噌ラーメン中心のラーメン屋になりました。
レイアウトは殆ど一緒。
ついでにいうと、運営会社も一緒。
漫画は減ったけど、一応残っています。
ただし、営業は23時台まで。
いってみりゃフツーのラーメン屋ですな。
24時間で採算が取れる時代ではないのでしょう。
メニューにホッピーとかもあるんで、チョイ飲みもできます。
昼にチョイ飲みして、ラーメン頼まない飲み仲間もいます。
あと、クレジットカードも使えます。
せっかくなんで、「味噌屋蔵之介」もよろしくね。

お店情報「風風ラーメン ひばりヶ丘店」

閉店しました。