![](https://mmchie.com/wp-content/uploads/2019/01/img_8837.jpg)
【歌舞伎】7月歌舞伎座で「風の谷のナウシカ 白き魔女の戦記 上の巻」上演!
![](https://i0.wp.com/www.kabuki-bito.jp/uploads/images/kouen/766/2207kabukiza_kkkk_1091cd957e035b2b2a14cce6ccf0c784.jpg?ssl=1)
7月の第三部は菊之助で「風の谷のナウシカ」!
7月歌舞伎座の演目が発表になりました。
なななんと、第三部に「風の谷のナウシカ」!
令和元年に新橋演舞場で上演したやつは見物に行きました!
昼夜通しで原作を全部歌舞伎化するという、壮大な物語。
訳あって夜の部しか見れなかったのは悔しかったなぁ。
まさかそれが、歌舞伎座で再演するとは!
上演時間を短くして、見取りでやるのかな?と思いきや。
でも菊之助が演じるのはクシャナ!
あれ?なんか「白き魔女の戦記」とサブタイトルがついてる!
配役を見ると、菊之助がクシャナ王女になってる!
しかも一枚目!
てことは、今回はクシャナ王女が主役か!
ナウシカの配役は米吉くん。
クシャナ王女が活躍する場面だけ抜き出して、見取り狂言としてやるのか。
それとも台本書き直して、一応新作として出すのか。
配役見てたら、幼きナウシカ 寺嶋知世ってある!
菊之助の娘?
ちょっと調べたら、菊之助の娘だった!
2015年生まれとあるから、7歳か。
令和元年の「ナウシカ」で、幼きナウシカ出たのは「序幕 第六場 腐海・森の奥の場」。
わりと前半の方。
配役を見る限り、ここにクシャナは出てこない。
いやー、配役だけで色々想像しちゃうわぁ。
そのそも上の巻ってことは、下の巻もやるってことだよね。
仮に令和元年の脚本をもとにクシャナの登場場面を再構成するってことは、要するに「ナウシカ」が古典になるってことだからね。
七之助は今回不参加か~。
第二部は海老蔵で「夏祭浪花鑑」
今の海老蔵で団七九郎兵衛は見てみたい!
ナウシカにばかり目が行ってたけど、第二部の「夏祭浪花鑑」もいいな!
これ、大阪の侠客の話だからね。
不良青年というか中年というか。
こういう不良性のあるやつって、海老蔵がやると、内面が透けて出るのかまた違った味わいがあるものよ。
「助六」とか、役の性根と役者の内面がばっちり合ったときって、芸では出せない味わいがまた出るものでね。
不良青年がちょっと大人になって、女房子供もできて。
それが我慢して我慢して、ポンっとはじける。
「夏祭浪花鑑」って、そんな芝居だから。
今の海老蔵で見てみたいって気がしない?
第一部は猿之助で「當世流小栗判官」
天馬に乗っての宙乗りあり!ど派手で楽しい歌舞伎らしい歌舞伎!
二部三部は、どういう芝居になるか?って楽しみがあるんだけど。
歌舞伎の楽しみを間違いなく堪能しようと思ったら、第一部は鉄板なんだよなぁ。
小栗判官の話は、現代人にはちょっと馴染みが無くなっちゃったけど。
わたしも、小栗判官と小栗上野介がごっちゃになっちゃたり。
一応、近松門左衛門・作。
現行上演は、1983年に三代目猿之助が復活上演させたもの。
澤瀉屋四十八種に入っていて、澤瀉屋所縁の演目ということになってる。
天馬に乗っての宙乗りは、83年の復活上演からの演出。
今回もやるから、「宙乗り、まだ見たことないなー」という人には特にこれも見てほしいかな。
7月の芝居見物「風の谷のナウシカ 白き魔女の戦記 上の巻」は見ます!
とりあえず、7月はナウシカ見ます!
もしかしたらもう一個、どっちか見るかも。
ほんとは全部見たいけど、お財布も時間も足りない!
おっと、ナウシカは原作も読み直さきゃ!
上演名 | 七月大歌舞伎 |
劇場 | 東京・歌舞伎座 |
上演日時 | 2022年7月4日(月)~29日(金) |
演目 | 第一部 通し狂言 當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん) 第二部 夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ) 雪月花三景(せつげつかみつのながめ) 第三部 風の谷のナウシカ(かぜのたにのなうしか) 上の巻 ―白き魔女の戦記― |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません