【練馬】「しょう油トンコツラーメン匠家」しょうゆとんこつラーメン800円ライス100円|1996年創業!練馬駅でも屈指の家系ラーメン店!

ラーメン,横浜家系

1996年創業!練馬の老舗家系ラーメン店に行ってきた!

練馬駅から徒歩5分ほどのところにある。
「しょうゆとんこつラーメン匠家」さん。

外観からも伝わる通り。
練馬駅周辺でも指折りの老舗ラーメン店。
創業は1996年(平成8年)。

しょうゆとんこつのスープに、海苔3枚チャーシューほうれん草トッピングと。
いわゆる家系ラーメンを提供するお店だけど。
どこの家系ラーメン店で修業したとかではなく。
完全独学で作り出したとか。

そもそも1996年って。
「家系」って言葉があるかどうかも怪しいころだし。
言葉はあったとしても、一般の認知は全然だったと思う。

ずーっと課題店になっていたんだけど。
やっと気が向いたので。
お休みの日の夜に行ってみた。

今どき珍しい!口頭注文!

まずどの戸が開くのかで迷う。
入り口の戸は真ん中の2枚。
外側の戸を引いても動かなかった。

店内はカウンターのみ。
はしっこに座っていた店主が「いらっしゃい」と立ち上がる。
店内見渡しても、券売機無し。
どうやら口頭注文らしい。

メニューはこの黒板。
半ば消えかけているので読みずらい。
とりあえず基本の「しょうゆとんこつラーメン」かな。
家系には付き物の、ライス(白飯)も頼もう。

カウンターが低いので、主人の手元が良く見える

注文を受けると店主が作り出す。
お店は元居酒屋の居ぬきだとかで。
カウンターが低く、ラーメンを作っている様子がよく見える。

麺を茹で始め。
丼にタレと鶏油を注ぐ。
麺が上がる直前に、寸胴からスープを注ぎ入れ。
茹で上がったら湯切り。
テボザルだけど、この湯切りがなかなかカッコイイ。
さすがラーメン歴28年以上のベテラン。
麺を入れてチャーシュー、ほうれん草、海苔をトッピング。
銀の皿に丼を乗せて「ハイおまちどう様」と渡してくれました。

しょうゆとんこつラーメン800円 白飯100円

ヴィジュアルは。
まごうことなき家系ラーメン。

スープをひとくち味わうと。
まず醤油を先に感じて。
あとからクリーミーなとんこつ感が追いかけてきます。

肉質しっかりながらもホロっと崩れるチャーシュー。
派手さや外連味はない、クラシカルな家系の味。
28年前に、練馬で初めてこれを食べたら。
驚いたであろうなと考える。

卓上調味料!生ニンニクを自分でクラッシュさせる!

卓上調味料は

  • にんにく
  • しょうが
  • 豆板醤
  • コショウ
  • お酢
  • 正油

生姜はおそらくお店ですった物。
ニンニクもすりおろしではなく、自分で1欠をクラッシャーでつぶす。

スープを吸って柔らかくなる優しい海苔

海苔がスープを吸って。
ホロリと柔らかくなっていた。

お酢を入れてスープまで飲み干す

最後はスープにお酢を入れて飲み干す。
御馳走様でした。

「家系」という言葉が浸透する前の家系インスパイア

「しょうゆとんこつラーメン匠」さんでした。

家系なんて言葉が。
こんなに認知されるはるか前に。
練馬の地で開業された。
しょうゆとんこつの店。
ハッキリ言って練馬の民には。
衝撃的な味だったことでしょう。

その後家系ブームが来て。
資本系と呼ばれるチェーン店が「横浜家系」を名乗り。
すっかり認知された「横浜家系ラーメン」という言葉。

「匠家」がオープンした1996年に。
家系という言葉はすでにあったのかどうか。
あったとしても。
今よりはるかに認知度は低かったはず。

そんな家系ブーム前夜ともいえる時代の味を。
練馬で味わえるのは貴重だと思う。

今や都内でも。
武蔵家や資本系の台頭もあり。
わりとどこでも家系が食べられる時代。
こんな時代だからこそ。
「匠家」のとんこつしょうゆを食べる価値があるんじゃないかな?
と、ちえは思いました。

今回は太麺だったので。
次回は細麺にしようと思います。
あと、ラー油替え玉が気になるので。
ライスは我慢して、替え玉行っちゃおうかなー。

お店情報:「しょうゆとんこつラーメン匠家」

店名しょうゆとんこつラーメン匠家
業態ラーメン専門
住所東京都練馬区豊玉北5-25-16
最寄駅西武池袋線
都営大江戸線 練馬駅 徒歩5分
営業時間(通常時)11時00分~15時00分
18時00分~21時00分
定休日(通常時)木曜日
支払い方法口頭注文
後会計
現金、PayPay
公式Twitterhttps://twitter.com/ramen_takumiya
公式Facebookhttps://www.facebook.com/NerimaRamentakumiya
開店日1996年
訪問月2024年2月下旬