【日本酒】花見の酒を買いに練馬の「酒の秋山」さんへ。「会津中将特別純米夢の香」君に決めた!

2021年12月31日日本酒,会津の酒

今週末はお花見予定。
花なんかとっくに散っちゃってるけど、こればかりは自分の仕切りではないので是非に及ばず。
せいぜい、お酒を楽しむこととしよう。
お酒は日本酒中心じゃないけれど、俺が好きなのはやっぱり日本酒。
普段の飲み会はお店なので持ち込みは遠慮してたけど、今回は露天なので遠慮はなし。
思う存分、自分の好きな日本酒を持ち込んじゃいます。

さて何にしましょかねと、やってきたのは江古田にある「酒の秋山」さん。
江古田駅と新江古田駅の中間あたり。
どっちの駅からもアクセス至便。
支払いにカードも使えるし、自分の好きなお酒も置いてある。
大変お世話になっております。

いつもの様に店内に入る。
目指すは一番奥の一升瓶の冷蔵庫。
日本酒はね、一升瓶ですよ。
一升瓶から直汲みでグイグイやる。
これが正しい、一升瓶の作法。
祖父と父の晩酌の風景を見ながら育ったので、そういう光景が目に焼きついている。
当たり前の、一升瓶のある風景なのです。
あの時の酒はどの銘柄だったのだろう。
祖父の葬式で出た酒は「名倉山」だったから、あのときも「名倉山」だったのかもしれない。

冷蔵庫の前で、しばし眺めます。
いつもなら、様々な銘柄の中から、ああでもない、こうでもないと考えつつ選ぶところなんですが。
今回の目当ては「鶴乃江酒造」一択です。

「鶴乃江酒造」は福島県会津若松市の酒蔵。
会津出身ゆえに、会津のお酒は全て愛して応援してますが、その中でも一番応援しているのが「鶴乃江酒造」さん。
初めて持ち込むお酒ですから、自分の一番応援している酒蔵のものを持ち込みたくなるのが人情。
間違いなく鶴乃江酒造のお酒を置いている酒販店ということで、酒の秋山さんを訪れた訳ですから。
さてさて、今日はどんなお酒があるかなと、冷蔵庫を眺むれば、ありゃ、あんまり置いてない。
最初は目に留まらず、何度も見直してやっと発見したのが「永寶屋」。
こちらも「鶴乃江酒造」さんのお酒。
「鶴乃江酒造」さんの代表銘柄は「会津中将」で、「永寶屋」は毎回チャレンジをする銘柄として生み出されたもの。
「会津中将」はデパートなんかにも卸していて、どっちかというと「永寶屋」の方がマイナーというかレアなお酒なんです。
でもねぇ。今回は初めての持込。
これは。ねぇ。やっぱりメジャーな銘柄を持ち込みたい。
そいで「うまいねぇ」と言わして、「なんてお酒?へえ、会津中将。覚えておこう」と言わしめて、居酒屋なんかで見かけたら飲んでもらいたい。
そんな野望を秘めた持込なんで、ここはメジャーな銘柄で勝負したい。
そのつもりでの「酒の秋山」さんだったので、「永寶屋」は迷いどころ。
うーん。うーん。他の会津の酒にしようか。
会津の酒は美味しいお酒ばかりだけど、俺が情熱を持って語れるのは「会津中将」だなぁ。
なんて、悩みながら何度も冷蔵庫の前を行ったりきたりしていたら・・・・・・

ああ!
あった!
「会津中将 特別純米 夢の香」があった!

「会津中将 特別純米 夢の香」は、福島県が開発した酒造好適米「夢の香」を使用したお酒。
これは、まったく完璧な出来。
通年通して出荷されていて、価格は一升瓶で3,000円前後。
味、香りのバランスが完璧で、品質も安定している。
初めての人に「会津中将」を飲ませるには、これ以上の品はない、というお酒。
よかった。これだ。これがあったんだ。

と、いうわけで、今年の花見酒は「会津中将特別純米夢の香」に決まりました。
花見は明後日。
東京の北の方の某公園でやってます。
ああ。そうだよ。花なんかねえよ。
雨天中止の場合は、居酒屋「IK」が会場になるらしい。
その場合、持込はNGかしら。
そしたらそのまま持ち帰りかしら。
それはそれでラッキー?