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【旅行・京都】京都南座で芝居見物してきました
晩秋の京都へ
京都南座が耐震工事後で2年ぶりの再開場。
いつもなら12月だけの顔見世興行が、11月12月と2カ月連続。
こりゃあいっちょ、京へ上って芝居見物と、深夜バスでらったった。
朝の5時に、京入りしました。
第一食「本家第一旭たかばし本店」で朝ラー
バスを降りてまず向かったのは、「本家第一旭たかばし本店」。
朝の5時からやっているラーメン屋。
オープン直後だし、そこまで客はいないだろうと思ったらまさかの行列。
常連客だけでなく、オールしたあとの若者も「こんな時間からやってるラーメン屋あるらしいぜ、ウェイ!」ってノリで並んでいる。
待つこと30分。
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やっと入店。
旅先だしいいよねーと、朝からビール。
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そいでラーメン。
これが京都の第一食。
旅先なんで調子に乗って、特別ラーメン。
餃子もつけた様な気がするが、写真はなし。
東寺で立体曼荼羅を見る
食べ終わったら6時半。
そっからガラガラ引いて東寺まで歩く。
途中の伏見稲荷なんかに引っかかっていたら、東寺に着いたのが7時。
無料拝観場所をウロウロしていたら、8時の有料拝観が始まったので、金堂、講堂、五重塔を観る。
講堂の立体曼荼羅は素晴らしい。
五重塔はこの時期だけの特別拝観。
昔は中まで入れたらしいが、今は外から眺めるだけ。
柱や壁の色が残っているのは、秘仏扱いだったからであろう。
有料拝観オープン直後だったが、そこそこ人はいた。
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拝観終わって近くのバス亭からバスに乗る。
時間があったら京都タワーのお風呂屋さんでひと風呂浴びようかと思っていたが、時間がなくてパス。
バスは四条大橋、つまり南座の前を通るみたい。
京都のバスはすごい混雑。
最初はよかったが、どんどん人が乗ってくる。
大きな旅行鞄を持っていたので、二人掛けで鞄は通路に置いていたのだが、だんだん申し訳ない状態に。
奥に詰めて、鞄を膝の上に乗せた。
降りるときも、人をかき分けの状態。
運転手がしきりに「次に降りる方は、前の方へお進みください」とアナウンスしていた。
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祝・初南座
バスに乗りっぱなしでも南座の前までいけるのだが、敢えて一つ手前で下車。
河原町から歩くことにする。
やがて見えてくる四条大橋。
その向こうに南座。
よく、NHKの正月の歌舞伎中継で見た風景だ。
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だが、まだ渡らない。
この時点で9時30分。
会場まで30分ある。
鴨川の西岸沿いを歩いて、いったん今夜泊まるホテルへ向かう。
この大荷物を預けるためだ。
チェックインの前に荷物を預かってくれるかは確認済み。
このご時世。どこのホテルも時間外の荷物預かりをやってくれている。
あこがれの京都南座入場!
再び四条大橋へ戻り、満を持して渡る。
あこがれの京都南座が目の前に見えてくる。
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年末の京都名物、まねき看板。
こればかりは、東京歌舞伎座でも見られぬ風景。
歌舞伎座とは勝手が違い、周りにお弁当を売っているようなところもよくわからず。
とりあえず入場。
劇場入り口から客席までが近い。
そのかわり、観客席の両翼にスペースをふんだんに使っている贅沢なつくり。
休憩用の椅子も豪華なものを使っている。
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席は3階席の前から2番目。
舞台の大きさは日生劇場くらいの印象。
今回は、高麗屋三代襲名披露。
襲名披露記念の幕が掛かる。
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幕間にお弁当。
お弁当は、劇場内で売っていた「なだ万」のもの。
ちょっと奮発して2,000円。
般若湯なんぞもきこしめし。
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京都南座名物の竹馬。
これも、南座でしか見られない風習。
御贔屓筋が役者に送る。
人気役者には、複数の御贔屓筋から竹馬が贈られる。
好きな役者の竹馬を探すのも楽しい。
抜群の「連獅子」
この日見物したのは昼の部。
昼の部の演目は「毛抜」「連獅子」「封印切」「鈴ヶ森」。
がっつり4演目。
この中でも抜きんでて面白かったのは「連獅子」。
新・幸四郎と新・染五郎が、親子で踊る。
前だったら必至でついていく風情だった染五郎が、堂々と幸四郎と渡り合っている。
前半の狂言師。後半の獅子の精。
いずれも分かりやすく、踊っている内容がよく頭に入ってくる。
鴈治郎と愛之助の宗論もよく、「連獅子」という演目の完成度を高めていた。
芝居が跳ねたのが15時半。
いそいでホテルを目指す。
まずはホテルにチェックイン。
やっとシャワーを浴びて、一息ついたら再び四条大橋へ。
四条大橋周りは大混雑。
早く呑み始めないと、どこも一杯になってしまいそうな勢い。
1軒目「京のむすびめ」
ホテルと四条大橋の往復の途中に見かけたこちらが一軒目。
「京のむすびめ」さん。
オープンから30分後。
17時半ごろに伺ったのだが、予約でいっぱい。
でも、時間制限付きでカウンターに座らせてもらった。
お料理も接客も素敵な店で大満足。
京においても、我が鼻に狂い無し。
2軒目「いしがま亭」
こちらも、ホテルと南座の往復で見つけた。
間口は狭いが、奥には広い。
京町屋の典型のような店。
予約なしでも入れてくれたが、なかなかの繁盛っぷり。
日本酒をたらふく頂く。
八坂神社でお参り
3軒目。
昼間に予約しようと思ったけど、一杯だった店。
でも、ダメ元でいってみようと祇園の方まで歩く。
お店近くの八坂神社でお参り。
こんな時間(といっても、この時点で8時半)でも結構な人がいる。
さすが京都祇園界隈。
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3軒目「魚長」
予約しようと思って一度は断られたけど、ダメ元で訪問。
お客さんが帰った後で、よかった、入れてくれた。
「魚長」さんで、京のおばんざいあれこれ。
日本酒もあれこれ頂きました。
今度はもっと早く予約して、ゆっくりしに来よう。
4軒目「 イグレックヨシキカレー」
いよいよ、京都の夜も煮詰まってまいりました。
〆に何か食べたいと、河原町でふと見上げれば不思議な名前のカレーの店。
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野菜カレーを頼んだら、野菜こんもり。
こんなカレー見たことない!
緑黄色野菜もしっかり取れて、身体も満足。
先斗町も歩いておこう!5軒目「お酒の美術館」
さて宿に帰ろうと思ったら、目に留まった「先斗町」の文字。
なんだ。先斗町と南座って、こんなに近かったのか!
それならばと、先斗町をぶらり。
人口に膾炙する先斗町だけど、道の狭さはほとんど路地。
おまけに、深夜0時も回っていたので、ほとんどのお店はしまってる。
その中で、日本酒の瓶を外へ向けておいてある店を発見。
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お、大那があるじゃん。
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カレーで締めたつもりだったけど、やっぱり日本酒で締めたい!
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本締めは、栃木の「大那」。
さすがにこの店では一杯だけ。
さて、宿へ帰ろう。
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振り返れば歌舞練場。
そっかー。歌舞練場も、こんなに近かったんだ。
京都の夜を満喫しました。
明日は朝から滋賀にいくぞー!
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