【西荻窪】「小鳥遊」こごみ料理に導かれて、旨い日本酒もあるよ
週末の息抜きには西荻窪の小鳥遊へ
週末の仕事帰り。
今週は疲れたし、今日はまっすぐ帰ろうかな?なんて考えながらインスタ見てたら、「小鳥遊」さんの投稿が目に入ってしまった。
注目すべきは、本日のお万歳メニューの中に、こごみの茎のてんぷらと、こごみごまマヨ和えがあること。
ちえの祖父祖母は農家だったので、この時期よく山菜取りに行ってこごみを食べさせてもらってた。
今でもスーパーの野菜コーナーにこごみがあると、懐かしさも手つだって、つい買ってしまう。
親の食育に感謝しつつ、居酒屋でもこごみがあると食べたくなってしまうのだ。
というわけで、今夜は西荻窪の「小鳥遊」さんへ。
まず1杯目は、口開けしたての「皐ロ万(さつきろまん)」から頂く。
皐ロ万(さつきろまん) 花泉酒造・福島県南会津町
皐(さつき)=5月。
花泉酒造のロ万シリーズの中で、5月に発売する酒。
早苗饗(さなぶり・田植えが終わった後でやる宴会)で飲むのを想定して、純米大吟醸とややお高めのスペック。
こごみのごまマヨ和え 350円
こごみのごまマヨ和え。
家で食べる時は、おひたしにしてカツオ節と醤油で食べることが多かった。
もうひと手間かけて、こういう食べ方もいいね。
こごみはシダ植物。クサソテツの春の若芽。
シダ植物というと、原始的な植物というイメージ。
クサソテツもきっと恐竜時代から生えていて、春先の軟らかい若芽は現代人と同じように恐竜たちに好んで食べられていただろう。。
丸まった柔らかいこごみの穂先を食べていると、なんだか自分も恐竜になった気がしてくる。
こごみの茎の天ぷら 350円
こごみの茎の部分は天ぷらで。
これは初めての味。
こごみ全体を天ぷらに揚げるってのは思いつくけど、茎の部分だけっての斬新だった。
ぽりぽりとして、野菜の天ぷらというよりスナック菓子のような食感。
元が植物だけに、軽い感じで罪悪感なく食べられる。
若駒 若駒酒造・栃木県小山市
2杯目は「若駒」。
日本酒度17ととびっきりの辛口で、キレッキリの味わい。
キレッキレの若駒だからキレコマ。
キレコマ!というフレーズを聞くと、つい郡上踊りの「春駒」を思い出した。
「七両三分のキレコマキレコマ♪」
ちゃう、「春駒」や。
急に思い出して、毎年6月に青山で開かれる郡上踊りin青山の動向を調べてしまう。
一昨年、昨年はコロナ禍で中止。
ことしは?と思ったけど……あー、やっぱり中止か。
郡上踊りin青山は今年も中止。
また来年までお預け。
一旦、ちょっとお会計
ここでちょっとお会計。
別に帰るわけではない。
戻ってくるつもりで別の店に行くのだ。
こうやって回遊しながら飲んでいる人が、西荻窪には大勢いる。
だから、あちこちで同じ顔に会う。
ちょっと面白い街である。
もどってきて〆の1杯
スノードロップ 曙酒造・福島県会津坂下町
軽く別の店で飲んで戻ってきた。
戻ってきて、さすがにそろそろ〆ようかなともう一杯。
お酒は曙酒造のスノードロップ。
スノードロップは、会津べこの乳のヨーグルトと、会津坂下の天明をブレンドしたリキュール。
こしあぶらご飯 350円
スノードロップを飲みながら、お酒の〆と一緒に〆の炭水化物をば。
山菜の女王とも称されるこしあぶらのご飯。
こしあぶらはおひたしではよく食べたが、炊き込みご飯にするのは思いつかなかったな。
シラスも入っていて香ばしい。
爽やかに初夏の息吹を頂いて、本日の西荻窪の〆としました。
お店情報:「小鳥遊」
店名 | 小鳥遊 (たかなし) |
業態 | 立ち飲み居酒屋 |
住所 | 東京都杉並区西荻南3-25-5 とみやビル 1F |
営業時間(通常時) | 平日17時〜 土日15時〜 |
定休日(通常時) | なし |
公式Instagram | https://www.instagram.com/nishiogi_takanashi/ |
開店日 | 2021年7月7日 |
訪問月 | 2022年5月下旬 |
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